2017/01/25

内訳表について 4

 前回は「資金収支内訳表等の部門別計上及び配分について(通知)」(文管企第250号 昭和55年11月4日。以下、250号通知といいます。)に関し、人件費支出の取扱いについて解説しました。250号通知においては、人件費支出について「貼り付け」と「学校法人」部門の職員人件費支出の取扱いが特徴的な点であることを確認して頂けたことと思います。今回は、主に各部門間又は各学部・学科間等に共通する収支に関する配分方法について解説します。なお、文中意見にわたる部分は筆者の私見であることをお断りしておきます。

 250号通知では、各部門間又は各学部・学科間等に計上又は配分する収支に関し、以下のとおり定めています。

2017/01/18

内訳表について 3

 前回は「資金収支内訳表等の部門別計上及び配分について(通知)」(文管企第250号 昭和55年11月4日。以下、250号通知といいます。)に関し、主に「学校法人」部門の業務の範囲と「学校法人」部門に計上する収入額及び支出額について解説しました。250号通知における会計上の「学校法人」部門と実際に各学校法人に設置される組織上の法人本部の業務とは必ずしも一致していないことを改めて確認して頂けたことと思います。今回は、250号通知における人件費支出の取扱いについて解説します。なお、文中意見にわたる部分は筆者の私見であることをお断りしておきます。

 250号通知においては、人件費支出について以下の取扱いを求めています。

2017/01/11

内訳表について 2

 前回は、資金収支内訳表や人件費支出内訳表、事業活動収支計算書(以下、資金収支内訳表等といいます。)において、部門をどのように設定するのかについて解説しました。今回は、設定した部門(特に学校法人部門)において、収入・支出をどのように計上するのか解説します。なお、文中意見にわたる部分は筆者の私見であることをお断りしておきます。

 資金収支内訳表等における収入・支出の把握については、「資金収支内訳表等の部門別計上及び配分について(通知)」(文管企第250号 昭和55年11月4日。以下、250号通知といいます。)において定められています。250号通知は以下の3点に要約されます。

2017/01/05

内訳表について 1

あけましておめでとうございます。いつも「学校会計のチカラ」をご覧いただきありがとうございます。本年も引き続き皆様の役に立つ情報を連載していきたいと思います。どうぞご期待ください。

 新年第1回目は、資金収支内訳表を中心として、人件費支出内訳表や事業活動収支内訳表等の内訳表の作成について解説したいと思います。

 資金収支内訳表や人件費支出内訳表、事業活動収支内訳表は、学校法人会計基準(以下、基準といいます。)において作成が求められる内訳表ですが、このうち資金収支内訳表の作成の趣旨及び留意点については、「資金収支内訳表について(通知)」(文管振第93号 昭和47年4月26日 文部省管理局通知)において、以下のように述べられています。